スティーグ・ラーソン: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
同名映画の原作。
文句なしにおもしろい。
スウェーデンが舞台なのだが、スウェーデン人の名前は難しい・・・。 (★★★★★)
クリストフ ニック: 死のテレビ実験---人はそこまで服従するのか
これは、お薦めの本。
1970年代に行われた権威と服従に関するミルグラムの実験、通称アイヒマン実験をテレビに置き換えて実験したドキュメンタリー番組の書籍化。
人はなぜ、自分の良心に反してでも権威に服従してしまうのか?
教育にも大きく関わる問題だと思います。 (★★★★★)
A.J.ジェイコブズ: 聖書男(バイブルマン) 現代NYで 「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記
聖書の教えのとおりに、1年間生活した男のルポ。髪は切らない、混紡の服は着ない、整理中の妻とは指も触れない、などなど、おかしな教えもたくさんあって、それを忠実に実行する男。おもしろい。 (★★★)
山口 仲美: 日本語の古典 (岩波新書)
古語の中でもオノマトペを研究している著者が、独自の視点から、古典の代表作を選び、解説している本。改めて、なるほどと思うことが多く、おもしろかった。 (★★★★★)
近藤 勝重: 書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)
毎日新聞の編集委員の著者が、ものを書く基本について論じた本。とてもわかりやすく、高校生にはうってつけかも。 (★★★★★)
フランソワ・デュボワ: 太極拳が教えてくれた人生の宝物~中国・武当山90日間修行の記 (講談社文庫)
異色のフランス人音楽家が、中国武当山にカンフーの修行に出かけた修行記。相当苦しかったっぽいけど、やっぱり、結論は、やったものにしかわからない世界があるということ。 (★★★)
有馬 頼底: 無の道を生きる-禅の辻説法 (集英社新書)
臨済宗相国寺派の管長が、自分の人生を通して考えた禅について、とても平易な言葉で述べている。「禅」とは、「生まれたら死ぬ」ことである。 (★★★)
加藤 徹: 漢文の素養 誰が日本文化をつくったのか? (光文社新書)
漢字や漢文が、日本人にどのように受容されてきたのかを年代を追って分析している。漢文は何のために勉強するのか。やはり、漢文が日本文化を創ってきたからなのでしょう。 (★★★★)
竹内 康浩: 東大入試 至高の国語「第二問」 (朝日選書)
東大入試現代文の第二問、200字作文にスポットを当て、今まで、東大が、受験生に何を求めてきたのかを分析した本。一貫して、「死」を問いかけているらしい。 (★★★★)
堤 未果: ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)
『ルポ 貧困大国アメリカ』の続編。オバマ以降のアメリカを追っている。「Change」を合い言葉にしていても、そうは変わらないのね。 (★★★★)
堤 未果: ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)
すごくおもしろかった。アメリカの現実が、リアルに伝わってくる。テレビで見る憧れ国の内情は、悲惨。日本も、この後を追ってしまうのかと思うと、とても不安。 (★★★★★)
貫成人: 哲学マップ (ちくま新書)
哲学の概要を知るためにいろいろな本を読みましたが、これは、かなりうまくまとまっています。おすすめです。 (★★★★)
鳥光 宏: 「古文」で身につく、ほんものの日本語 (PHP新書)
予備校の講師の書いた本ですが、古文の中に出てくる言葉から、現在の日本語を考え直すという内容。高校生にはいいかも。 (★★★)
長谷川 英祐: 働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)
生物学者が、アリの研究から有効な組織の在り方を考えた本。おもしろい。遊んでいるアリがいるから、いろんな不測の事態に対応できるんですって。 (★★★★)
カズオ・イシグロ: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
最近読んだ小説の中で、文句なしのピカイチ。すごい。描写力、世界観、どれをとっても、すばらしい。カズオ・イシグロのファンになりました。 (★★★★★)
山本 一力: 背負い富士 (文春文庫)
清水の次郎長って、どんな人かあまり知らなかったので、読んでみた。とても魅力的な人物ではあるけれども、結局はヤクザなのね。他に道はなかったのかしら。 (★★★)
V.E. フランクル: それでも人生にイエスと言う
V・E・フランクルの講演。アウシュビッツで彼が得たものは、すべての生に対する全面的な肯定である。どんな状況であろうとも、人生そのものに価値がある。 (★★★★)
岡本 裕一朗: ポストモダンの思想的根拠―9・11と管理社会
ポストモダンは流行遅れか。いや、現在進行形は管理のポストモダンである。我々は、知らず知らず、管理されている。そういう時代。思想の本は、やっぱり、読んだ方がいい。 (★★★★)
田中 智志: 他者の喪失から感受へ―近代の教育装置を超えて (教育思想双書)
最近読んだ本の中では、ぴかいちに勉強になった。おもしろい本というのは、自分が思っていて、表現できないことがきちんと表現されている本だ。失われゆく他者を取り戻すこと、存在を感受することが、教育の未来を作る。 (★★★★★)
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